伊坂 幸太郎のこと
千葉県松戸市出身。千葉県立小金高等学校、東北大学法学部卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。その後作家専業となる。
2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、直木賞候補になった2003年の『重力ピエロ』で一般読者に広く認知されるようになった。ミステリ作家と紹介されることもあるが、その枠に留まらずエンターテインメント性豊かな作品を発表し若い世代を中心に支持を集めている。
2003年『重力ピエロ』、2004年『チルドレン』『グラスホッパー』、2005年『死神の精度』、2006年『砂漠』で直木賞候補となる。また本屋大賞において唯一第1回から第4回まですべてにノミネートされ、2008年の第5回に『ゴールデンスランバー』で同賞を受賞した。同作品で第21回山本周五郎賞も受賞、さらに第139回直木賞候補にもなったが、「執筆に専念する」ことを理由にノミネートを辞退している。
映画にかなり影響を受けている。また、しばしば作中で、尊敬する映画監督のひとりであるジャン=リュック・ゴダールの作品について登場人物に語らせている。
多くの作品間で舞台設定、登場人物や事件などのリンクがある。また、同名でありながら違うキャラクターとして、複数の作品に登場する人物もいる。これは夢枕獏や島田荘司の作品からの影響である。
多くの作品で仙台を舞台にしている理由について「(自分が住んでいる町なので)嘘がつきやすいから」と語っている。
作品の特徴は「リアルとフィクションの境目の世界」を上手く描いていることである。これには、「現実に上手く嘘を交えた話ほどおもしろい」という著者自身の考え方が反映されている。
いわゆる春樹チルドレンの代表格といわれ,村上春樹の影響が強く感じられると指摘されている。たとえば「モダンタイムス」では,主要な登場人物の名前(ワタナベ,五反田)やシステム論などについて,村上春樹の作品(「ダンスダンスダンス」「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を参照)との類似性が評論家や読者から指摘されている。他にも,作中のモチーフ(「アヒルと鴨とコインロッカー」と村上氏の長編「ねじまき鳥クロニクル」,「SOSの猿」と村上氏の短編「品川猿」,モダンタイムス「兜男」と村上氏の長編「羊をめぐる冒険」に出てくる「羊男」など),村上読者なら一発で気づくと言われるほどの類似性が指摘されている。
近年,初期には見られなかったある種の自意識が作品に出始めている傾向があるとの指摘がある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
重力ピエロが映画化されますね。楽しみです。
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